2010年06月13日

口蹄疫問題への提言

 今日は口蹄疫問題について厚労省検疫官、木村盛世さんのこれまでと違った提言を紹介します。
 宮崎県で口蹄疫(FMD)の感染拡大が止まらない。10日には日本トップクラスの畜産基地、都城市で感染が確認された他、日向市や宮崎市でも新たな感染の疑いが浮上した。  
 今一度、FMDとはどういう病気かをまとめます。
1.蹄が2つ以上に割れている動物に罹る、感染力が強い感染症
2.牛の成体の場合、死に至ることは殆ど無く、通常動物は2週間程度で回復する(豚は牛よりも致死率が高い)
3.罹った動物の他、carrierと呼ばれる生物や風等、不特定多数によって伝搬されるため封じ込め不可能
4.人にうつったという報告はない
5.感染した動物を食べても人には影響ない
6.ワクチンは100%の効果無し
 2001年にイギリスでFMDの大流行が起こりました。その際のBBCニュースには多くの人の意見が挙げられています。パニックを起こした英国政府とは裏腹に、多くの視聴者の声は、的を得ています。
人にうつらないし、食べても安全。殆どの動物は病気から回復すると言うのに、なぜ殺す必要があるのか
「1940年代まではFMDにかかっても治るまで放置してきた。それが殺処分するという政策転換をし、他のヨーロッパ諸国も同様の政策をとるよう説き伏せた」
「感染源はたくさんある。全ての家畜を殺し、トリや昆虫を殺し、はたまた人間をも殺すまで殺し続けるのか」
「埋められずに放置された家畜の肉をカラスなどがついばみ、感染を広げているではないか」
「経済損失の大きさを考えているのか」
  ケニアの獣医師のコメントは冷静です。「ケニアではFMDはごくありふれた病気だ。イギリスの対応は大げさすぎる」
  今、日本のニュースで流れてくるのは「なぜ防げなかったのか」「人災だ」といったものばかりです。しかし9年前に多くの議論がされているのですから、なぜ日本のメディアはこうした番組を作っていかないのか不思議です。
 メディアだけでなく、研究者からも多量殺処分に関する否定的な報告も出ていますが、日本では殺処分が有効、と言ったものばかりです。
  イギリスでの多量殺処分の結果、経済損失は1兆6千億円程度と言われています。日本の牛は国際的ブランドですから、被害はこれ以上になる可能性もあります。
  多くの経済損失とともに農家の負担、獣医師や担当者の疲弊を生み、文化的価値も大きい種牛を失いながらも、効果があるかどうか分からない多量殺処分をする意味は全くないと思います。
  今のままでは、H1N1豚インフルエンザに続く「政府が生んだパニック=人災」になってしまいます。今、日本がすることは、殺処分をやめ、世界に向けて「不必要な殺処分対策をやめる」よう訴えることでしょう
posted by toyoharu at 00:00 | 埼玉 ☁ | Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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