2013年07月31日

『137億年の物語』著者、クリストファー・ロイド氏インタビュー

 今日は日経ビジネスから以下のコラムを抜粋して紹介します。
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−来日した時にブログで「東京大空襲を初めて知って大きなショックだった」と書いておられましたね。
ロイド:そうなんですよ。江戸東京博物館に行って、東京大空襲について初めて知ったんです。1945年3月10日夜、米軍のB29が東京に焼夷弾を落として焼きつくし、10万人以上の人をたった一晩のうちに殺戮したという史実です。広島、長崎の原爆投下で当日亡くなったとされる人数にも匹敵するではないですか。本当にショックでした。

−日本人なら大体、学校で習って知っていることです。
ロイド:でも、海外の人間は恐らく誰も知らないんですよ。日本人以外は。これほどのひどい大量殺戮を。信じられない、こんなことってありますか。

−米国でも、それは同じようです。
ロイド:私がこの史実を知らなかったことを本当に申し訳なく思います。英国にとっても知るべき、西洋の重大な歴史の一部ではないですか。全員が知るべきです。特に、『137億年の物語』みたいな、世界中の歴史と科学を扱う本を書いた私のような人間は、知っているべき史実でした。

−ぜひ、英語圏の方たちに発信してください。
ロイド:もちろんです、ブログでも発信しています。実は、このようなことが世界中にあるのですよ。たとえば1840年から、植民地だったインド産アヘンの対中輸出による三角貿易をめぐる問題で清と大英帝国が戦い、大英帝国が勝ったアヘン戦争です。英国の学校の生徒たちは、アヘン戦争については何も学ばずに育ちます。

−そうなんですか? 少なくとも日本人は、世界史などで習いますよ。
ロイド:嘆かわしいことです。言論の自由だ、などと言っておきながらやっていることと言えば。でも事実なんです。今も英国では、歴史でアヘン戦争を教えていません。一方、中国人は歴史をどうやって学ぶかご存知ですか。中国人から聞いたんですが、中国は先ずアヘン戦争から教わります。敗戦で結んだ南京条約により清は、香港を大英帝国に譲り、賠償金を払い、それまで拒んでいた自由貿易を認めざるを得なくなった。重要な史実です。

 すると、例えば、私ぐらいの年齢の英国人と中国人が一緒にビジネスをしようとした時、どんなことが起こるでしょう。一方はアヘン戦争についてしっかり学び、記憶に刻まれている。一方は聞いたこともない。すると潜在的な感情が分からないので、互いを本当に理解し合おうと思っても難しい。互いに理解し合えない原因が、そういった根本的なところにある。

 これは本当に大切なことだと思いませんか。日本と中国も同様でしょう。互いに教わっていない史実があることでしょう。それを理解し、根気強く対話することが重要だと思います。

posted by toyoharu at 21:25 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月30日

JFKの長女が女性初の駐日米大使としてついに大舞台に

 今日は日経ビジネスから以下のコラムを抜粋して紹介します。
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  ケネディ家ほどの家系に生まれると、「出世」などということば自体が場違いだろう。だが、駐日アメリカ大使への指名は、キャロライン・ケネディのキャリアにとって大きな意味を持つ一歩になるはずだ。

 35代大統領を務めたJFKの長女であり、今やたったひとりの直系家族であるキャロライン・ケネディは、生まれた時から何を望んでも叶えられる立場にあったと言ってもいい。アメリカにもいろいろなタイプのセレブがいるが、彼女ほどの正統派セレブは他に例がない。

 ところが、そんな恵まれた出生にも関わらず、キャロライン・ケネディはこれまで表舞台で大きく活躍することがなかった。コロンビア大学法律大学院を卒業し弁護士資格も持つものの、これまで関わってきたのは主に非営利組織が中心だ。

 そのキャロライン・ケネディが近く、駐日アメリカ大使として赴任する。オバマ大統領による今回の任命は、いわゆる「ご褒美就任」だと言われている。大統領選挙にあたって多額の寄付金を寄せたり、選挙活動に大きく貢献したりしたりした人物に“お返し”として与えられる名誉職だ。ちなみに、現ルース駐日大使はシリコンバレーでオバマへ大きな選挙活動金を寄付した人物だ。

  実は、キャロライン・ケネディがオバマをサポートしたその時こそ、事実上彼女の政治的デビューだった。2008年1月、民主党の大統領候補指名を巡って、ヒラリー・クリントンと熾烈な闘いを繰り広げていたオバマに対して、ケネディが支持を表明。それが、その後のオバマの票獲得に大きく影響を与えたとされている。

 その時、ニューヨークタイムズへの寄稿のかたちをとって、ケネディはオバマの将来の姿を「私の父のような大統領」と表現した。「いつも私は人々から、父が大統領だった時代のようにアメリカが生き生きとし、希望に溢れるようになって欲しいと言われるたびに、心を動かされてきました。だから今、バラク・オバマを推薦するのです。(中略)やっと父のような大統領になれる人物を見つけたのです」。

 オバマを支持したことで、初めて自らの政治的な立場を明らかにして、それが国民の票を左右するという体験をしたのだ。

  キャロライン・ケネディも、一時はキャリアを目指そうとしたことがある。大学を卒業した後、かつての母と同じジャーナリストを目指した。けれども、写真を撮りに行けば、相手が自分のことに興味を示し、取材に行くと反対に自分が他のジャーナリストの取材攻めに合う。仕事が成り立たない。笑い話のようだが、ある意味でこれは、有名な一家に生まれてしまったことの悲劇でもある。

 母を1994年に、そしてJFKの棺に向かって敬礼をしていた弟のJFKジュニアを1999年に自家用機事故で亡くしてからは、「悲劇のケネディ家」でたったひとり残された存在になってしまった。

 来るべき駐日大使への就任は、大きな飛躍である。しかも、その日本では現在、外交上さまざまな懸案が積み重なっている。勢力を増す中国との関係、北朝鮮の動き、対韓国も含めた領土問題。そして日米関係でも、沖縄基地問題がある。キャロライン・ケネディは、その名前を背負って、人生で初めての彼女自身の大舞台へ出る。
posted by toyoharu at 21:59 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月29日

「引退式をしてあげて本当に良かった」

 今日は産経ニュースから以下の記事を紹介します。
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 ライト席に弾丸ライナーで突き刺さる本塁打。2009年ワールドシリーズでMVPに輝いた栄光のシーン。松井秀喜氏の引退式では、ヤンキース時代の活躍の様子がセンター後方のバックスクリーンに次々と映し出された。

 「GO! GO! GODZILLA(ゴジラ)」「松井選手 夢をありがとう」。大勢のファンが詰め掛けた内外野のスタンドにも、松井氏をたたえる英語や日本語のプラカードが並ぶ。

 松井氏の背番号「55」を付けたTシャツを着ていたカイル・ゲッチスさん(26)は「マツイの威厳と優しさ、紳士的な雰囲気は、ヤンキース選手のあるべき姿を見事に体現していた。スピード感あふれるイチローのプレーとともに、パワーあふれるマツイの雄姿は永遠に忘れない」としみじみ語った。

 一時在籍したレイズの本拠地、フロリダ州から応援に来ていたブラッド・マッコイ氏(41)は「レイズ時代は野球人生最後の時期だったとはいえ、見事な実績とともに圧倒的な存在感があった」と振り返った。

 ヤンキースタジアムにはツアーを組んでやってきた日本人の姿も大勢あった。

 女性会社員の羽竹房枝さん(38)は「レイズ時代にフロリダに応援に行った時、代打に出ようとして素振りをしていたのが現役最後の姿だった。ニューヨークに来て本当にいい思い出になった」と話した。

  球場では、松井氏への“指導者待望論”も多く聞かれた。千葉県から応援に駆け付けた伊介みち子さん(63)は「日本にいま戻ると騒がれる。米国でコーチなどの指導を積み、落ち着いてからぜひ、巨人に戻ってほしい」とエールを送った。

「ヒデキは偉大なスーパースターでありながら、慢心しない選手。(薬物疑惑で揺れる)アレックス・ロドリゲスなどとは違って真面目な人物だ。引退式をしてあげて本当に良かった」

  “生涯ヤンキース・ファン”を自称する女性のシャリング・ギンスバーグさん(55)は暖かい眼差しでこう語った。
posted by toyoharu at 20:40 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月28日

韓国、呉善花氏の入国を拒否

 今日の半沢直樹もおもしろかったですね。今日は産経ニュースから以下の記事を紹介します。
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  評論家で拓殖大国際学部教授の呉善花氏(56、1991年日本に帰化)が親戚の結婚式出席のために韓国へ入国しようとしたが、ソウルの仁川空港到着後、入国を拒否された。

  ルーツを朝鮮半島に持ちながら韓国に対して批判的な評論活動を依然として行なっていることが影響したと見られる。韓国の入管当局は拒否理由についてノーコメントとしている。

 この問題で、韓国の主要メディアは28日、産経新聞の報道内容を引用するかたちで伝えた。また、呉氏について「韓国を卑下して日本を美化」する「親日・反韓国女性評論家」(朝鮮日報電子版)などと強く批判。呉氏への攻撃的な論調一色の報道となった。

 朝鮮日報は呉氏の言論活動について「日本帝国主義の韓国侵略を正当化する本を数十冊出し、韓国に対するとんでもない偏見をまき散らして日本国内の嫌韓論を拡散した」と指摘。さらに、呉氏が最近、日本の雑誌「サピオ」に寄稿した記事を引用し「ハングル優先政策が世代間の文化断絶を起こした。これが韓国人がノーベル賞を受賞できない理由だ」と呉氏が韓国文化をおとしめていると非難した。

 聯合ニュースも産経新聞の報道を引用し事実関係のみを短く報じたが、入国拒否の理由などについては触れていない。呉氏について「2005年3月、日本帝国主義の植民統治が朝鮮の経済と教育の発展に大きく寄与したとして植民支配を徹底的に美化する本を出して波紋を起こすなど、韓国を卑下し日本を美化する著述・評論活動の先頭に立ってきた」と紹介した。

 なお、呉氏が07年10月、済州島在住の母の葬儀のために母国に帰郷しようとしたところ、日本での「反韓国的な活動」が理由で韓国当局から入国禁止措置が取られていたため、済州空港で一時入国を拒否されている。 これに対し、呉の要請により在済州日本国総領事館から日本人への人権侵害との申し出があり、韓国入管は呉の入国を認めた。
posted by toyoharu at 23:16 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月27日

「半沢直樹」なぜウケる?

 今日は産経新聞から以下のコラムを紹介します。私はNHK土曜日の「七つの会議」にもはまってます。
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  バブル世代の逆襲を描いたTBSテレビ系日曜劇場「半沢直樹」(午後9時)が評判ですね。初回(7月7日)の平均視聴率が関西地区で20.6%、第2話(14日)は19.9%。系列局のMBSなどスポーツ中継やあるまいし、瞬間最高率まで公表する力の入れよう。僕も2、3回見ないと語るのは失礼と構えていましたが、同世代でもあり、キッチリはまってしまいました。

 バブル期に“東京中央銀行”に入行した堺雅人さん扮する半沢直樹が、内外に現れる「敵」と戦い、組織と格闘していくという元銀行員で直木賞作家・池井戸潤さんの「オレたちバブル入行組」他が原作。番組公式フェイスブックを見ましたが、反響もすごいですよね。

 〈子供が『倍返し!!』を覚えてしまいました。スッキリしますよね♪〉〈わかっているが…『そんなアホな話あるかーっ』とは小心者の私には言えない(笑)〉。中には〈(21日は)選挙放送やらずにドラマ放映すれば、さらに視聴率上がったような気がします〉と、局のホンネを代弁するような書き込みもありました。

 僕ら関西人にとっては出発点が「大阪西支店」というのがいいですね。支店の外観は見慣れた大阪・梅田の歩道橋越しに見えるアノ百貨店。その融資課長・半沢が西大阪スチールをめぐる5億円融資損失事件の後始末を強制されるのが発端ですが、下請け会社社長の赤井英和さんはじめ、笑福亭鶴瓶さん、レツゴー三匹の逢坂じゅんさん、ラサール石井さんら“これぞ大阪”という芸達者たちが固めています。

 個人的には、半沢の敵役の方々、国税局統括官の片岡愛之助さん(歌舞伎通には今イチみたいですが)や支店長の石丸幹二さん、取締役の香川照之さんらのねちっこ〜い演技がいいですね。それに、西大阪社長・宇梶剛士さんの“元族総長”を思い起こさせるド迫力は、稚拙な大阪弁をも相殺してしまいます。

 要はこのドラマ、関西を発端・舞台に「東京=権力(本店・国税)」vs「大阪=情(町工場・半沢)」というコテコテの構図が支えている訳って、これって思い出しません?

 7年前に最終回に39.3%を叩き出したキムタク主演の「華麗なる一族」ですよ。今回、プロデューサー(福沢克雄さん)も音楽担当(服部隆之さん)も同じ布陣。福沢さんは、やはりキムタク&柴咲コウさんで大ヒットした「GOOD LUCK!!」の演出も担当しました。

 「セリフを畳みかけていくテンポの良さや場面転換の早さ、挿入音楽の使い方も含めて視聴者に息をつかせない。それに、北大路欣也ら豪華なキャスト。彼らの手法ですよ。日曜劇場の良さが出ています」とは元MBSのドラマプロデューサーの伊東雄三さん。「東の権力に立ち向かう反骨心がヒーローになっていく。“倍返し”や上司らへの啖呵も、現状に不満をもつ人たちのハケ口になっている感じですね」との見立てです。

 初回と第2話の世代別視聴率を比較しても、大方の世代が横ばいか数ポイント落としたのに、50〜69歳女性だけが4.9ポイントと大幅増。見立て通り、最近のふがいない男どもに苛立つ関西のオバチャンが、半沢に快感を求めている証しでしょう。

 余談ですが、学生時代の友人でメガバンクに就職したA君にも連絡を取ってみました。それが何と、いま融資課長。まさに半沢そのものやないの!

 「最近よく言われるねんけど。でも、ドラマみたいに上司の責任を部下に押しつけたり、その逆もないからね。それに世間で“エリート”と言われるほど銀行マンは甘くない。上にも下にも取引先にも気ィ使ってクタクタ。役員になれんヤツは50代前半で取引先に出向するのが相場やしね。好き勝手なことを書いているキミがうらやましいわ」

 かくいう僕もリストラを経験した身。“倍返し”をもくろむ元気すらなく、互いに傷のナメ合いで電話を切ったのでした。
posted by toyoharu at 11:40 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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